温泉ブログ、始めます。
はじめまして。
温泉マニア大学生の力路郎(りきじろう)と申します。
『力さん』とでも呼んでください。
この度、かねてからの夢だった、温泉ブログを立ち上げることになりました。
僕のことをすでに知っているという方は、「やっとか」といったところでしょう。
さて、簡単に自己紹介をさせてください。
僕の故郷は長野県の北部、北信濃と呼ばれる地域です。
趣味は温泉。
今となっては温泉が一番の生きがいとなっています。
近頃は大学にも温泉サークルとかがあったりして、若い人で温泉好きというのも大して珍しいことではないかもしれませんね。
そこで、僕は自称「温泉マニア大学生」と名乗らせてください。
いわゆるオタクです。自分で言うのも変ですが。
今回は一応若者である僕が、どういった経緯で温泉にのめり込んだのか、そしてどんな温泉が好きなのか、思う存分語りたいと思います。
共感してくれる方がいれば幸いです。
力路郎のこれまで
信州生まれ信州育ちの僕にとって、温泉は子どもの頃から身近なものでした。
父親に連れられて県内各地の温泉を巡っているうちに、いつしか自分は「温泉マニア」ではないだろうかと思うように。
それが小学校高学年のときの話です。
高校のときなど、一時期温泉から離れている時もありました。
「また温泉めぐりがしたい!」
そう思ったのが、大学進学で大阪へ引っ越してからのことです。
故郷信州には当たり前のようにあった温泉、源泉掛け流しの良質なお湯、それはここ大阪にはありませんでした。
その時、僕はようやく気づきました。
「”ホンモノ”の温泉がある場所なんてほんの一握り。日常的に生活の一部として温泉が楽しめる、自分は今まで本当に恵まれた環境の中にいたんだなあ」と。
思い返せば、自分は長野県しか知らなかった。
山国信州で生まれ育ち、その山を越えた先の世界はほとんど知らない。
地図を眺めて空想したあの世界しか知らない。
もともと地理が好きだった僕は、大学生活の一番の生きがいとして「旅」をしてみようと決めました。
極力お金をケチり、自由気ままに行動できる一人旅。
バイトで稼いだお金のほとんどを、旅費に費やしては消し去る日々。
周りの人と同じことをしたがらない僕にとって、そんな毎日は本当に楽しくて天国のような日々でした。
今となっては大学生活もいよいよ後半戦。
残された自由時間もあと少しです。
今まで本当にいろんなところに行ってきた。
記憶力にも限界がある。
次第に思い出が薄れていくのは悲しくてならない。
「そうだ、ブログを始めよう。」
今までの思い出をだらだらとでも書き綴れれば良い。
誰も読んでくれなくても、自分の記録を”モノ”として残したい。
そんな感じで、『力さんの温泉巡礼』始めます。
力路郎的世界観とは
小学生の頃から温泉マニアだった僕ですが、当然のように同級生で温泉の話ができる子などはおりません。
学校では、自分のマニアックな趣味のことを友達に話すことはありませんでした。
普通の小学生・中学生を装う日々・・・
その頃、週一で通っていた温泉が、地元長野市の松代にある「加賀井温泉 一陽館」でした。
ご存知の方も多いとは思いますが、小学生など全く来ない温泉です。
お客さんのほとんどが地元のじいさんか温泉マニア。
学校では味わえないその非日常的な空間が、当時の僕にとっては本当に堪らなく好きでした。
一陽館にはいつでも”仲間”がいました。
一緒にマニアックな温泉トークをしてくれる温泉マニアのおじさん達。
行ったことも無いくせにベラベラと話すから、「ボク凄いね~」ってよく言われていたのを思い出します。
そんなことがあって、一陽館には特別な思い入れがあります。
僕の好きな温泉、すなわち”一陽館みたいな温泉”と言えるでしょう。
一陽館は、僕が興奮するすべての要素を持ち合わせているように感じます。
まず、とにかくお湯がいい!
個性的な泉質に、豊富な湯量と完璧な湯使い。
そして、タイムスリップしたかのような鄙びた風情。
お湯以外は特にこだわり無し!
そんな温泉が大好きです。
そんな温泉を僕は”聖地”と呼びます。
大体お分かりいただけたでしょうか?
現在でもこんな温泉ばっかり巡っています。
大学に入って旅を始めるまでは、長野県外の温泉にはほとんど行ったことがありませんでした。
しかし、今では計300湯ほど入浴。
この二年間でさまざまな温泉の聖地に出会えました。
考え方なんて本当に人それぞれなんです。
どんな温泉が好きだとか、どんな旅がしたいかとか、それぞれあって良いと思います。
今の自分の目指すところは「お金をかけずに旅しまくる」こと、なのかなと。
全国のあらゆる温泉に知ったうえで、本当に好きになった温泉に何度も通い、お金を惜しまずじっくりと滞在する。
将来的にはそんな旅が出来たらいいなあ。
今の僕にとって、二食付きの温泉宿に泊まることは考えられません。
湯治宿に素泊まり、ネットカフェ、野宿が基本です。
メシは宿で自炊かカップ麺。
楽しいからそうしているだけなのかも。
Twitterでそうした旅の日常をツイートしていると、思いのほか反響があることに驚きます。
だんだんと「写真撮ってツイートしているだけじゃもったいないなあ」と思うように。
ツイートに書いた記録は、きちんと残すことはできません。
それならブログとしてまとめるのが面白そう。
そんなに固くならずに、旅の記録をだらだらと綴っていく予定です。
初めての投稿である今回も、気づけばすでに2000文字超え。
まだまだ書き足りない感じもしますが、このくらいでやめておきましょう。
『力さんの温泉巡礼』
これからどうぞよろしくです。
Twitterはこちら。